不妊治療と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)ってなんか難しい名前ですよね!
PCOSともよばれているみたいです。
グルテンフリー生活を始めるきっかけになった、私の体質にとっても深くかかわっているので、今日は多嚢胞性卵巣症候群や不妊治療について書いてみようと思います。
多嚢胞性卵巣症候群になってしまう原因は諸説あるようで、はっきりされていないようですが、女性ホルモン分泌の不調和のせいだともいわれています。
私の場合、いわれてみれば男性ホルモンが多いような気がしますw
自覚症状
・生理がなかなか来ない(来ても2か月に1回とか)
・ちょっと毛深めw
・仕事も男性なみに頑張りたい
・「男だったら、もっと仕事で活躍できるのに…」とよく言っていた
・性格がサバサバ(これはあんまり関係ないかw)
・体脂肪率低め
今でも、旦那のほうが女子力高いなーと思ったりしますw
病院にいってみてわかった自分の個性
生き物の本能なのか、
生理がこないっていうのは楽だけどなんか生物的に自然じゃない気がして、
大学生のころから薬をもらっていました。
でも、単に生理をこさせる薬を飲んでいただけで、
飲まないとまた生理が来ません。
「今はあんまり意味ないな~」という結論に至り、当時は病院に通わなくなってしまったのですが、この時ちゃんと「自分の個性」について知ることができてよかったと思っています。
先生からも、「妊娠できないわけではないので、その時になったらしっかり治療をすれば大丈夫ですよ」と言われていたので、
「方法があるなら大丈夫だ!」と安心したのを覚えています。
ちょっと人と違う。病気?!と思うとへこんでしまいますが、
まずはそんな自分を受け入れることが第一歩ですよね^^
本格的に不妊治療を始める
結婚後、不妊治療を行った約2年間の間で、2つの病院に通いました。
はじめは近所の小さなレディースクリニック。女医さんがいるのとアットホームなのでは?という点に惹かれました。何より自宅から近いところがメリット。
そこへは約1年ほど通ったのですが、残念ながら結果はでませんでした。
人工授精にも数回挑戦したのですが、処置がなんともアットホームな感じでw
技術に少し不安を感じて別の病院に移ることにしました。
2つ目は、恵比寿のファシリティクリニック東京。
会社から近いし、とってもきれいで最新医療技術がそろっている感じ…!
希望が持てました。
体外受精にステップアップすることも見越して、通ってみることに。
これまで人工授精にトライしていたので、こちらの病院でもいきなり人工授精から始めました。
5回ほど試す中で、排卵誘発剤もいろいろ試しました。
クロミッド・・・効き目はよいが、2~3個の卵子が育ってしまう
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になってしまう
セキソビット・・・効き目なし…
ゴナールエフ・・・効き目なし…自己注射頑張ったのに涙
どれも質の良い卵が育たなくて、いくら人工授精をしても成功しませんでした。
私の救世主「フェマーラ」
そこで試したのが「フェマーラ」という、乳がんの治療で使われる薬でした。
不妊治療として使用する際、保険適応が認められていないのですが、先生が薦めるなら!と試してみました。
排卵の時期が読みづらいらしく、排卵チェックに通院の回数が増えてしまいましたが、
2回目に服用した周期に、妊娠をしました!
ちょうど病院が年末のお休みに入ってしまうタイミングで、人工授精が試せなかったので期待してなかったのですが、排卵検査薬をつかって自分で予測をしてうまくいったんです。
わたしたち夫婦の場合、人工授精が要因ではなく、質の良い卵子を一つ育ててくれる排卵誘発剤が必要だったようです。
この治療を薦めてくださった先生には本当に感謝しています。
他にも今までやっていなかったことに挑戦していた
「フェマーラ」のおかげだけではないと思っています。
というのは、その周期だけ、試してみたことがあったのです。
・多嚢胞性卵巣症候群に効くという「ベジママ」葉酸サプリ・・・定期購入にしたのですが、1回の注文で妊娠したのですぐ解約しましたw
・低温期のヨモギ蒸し・・・近所のヨモギ蒸しのお店に排卵前の低温気に2回行きました
これらは、たまたまかもしれませんが、私にはとっても良かったのかなと思っています。もしも二人目不妊になったら、まず試してみると思います!
基本は体質改善が大事
とはいえ、「これを使ったらすぐ成功するよ!」ってものはなかなかないと思うんです。実際、偶然だったのかもしれませんし…。
何より、継続して体質を改善していた「健康のベース」があったからだと思います。
私は、ゆる~いグルテンフリー生活を2015年冬から続けています。
そのおかげで、原因不明の不調がよくなっていきました。
・慢性じんましんの改善・・・世界地図のように広範囲にもり上がるじんましんに夜中悩まされていました
・おなかの張り改善・・・常におなかが張っていて、ガスがたまっている感じがしていました
・便秘の改善・・・毎日出ず、便も堅いので切れぢに悩まされていました
・イライラが減った・・・すぐにイライラしてしまい、旦那も困っていたと思います
・冷え性の改善・・・手足の冷えが気にならなくなりました
・偏頭痛の改善・・・仕事中や疲れた時に突然やってくる頭痛に悩まされていました
と、グルテンフリーを継続することでなんとなく不調だと思っていた症状が改善していきました。
赤ちゃんを迎え入れるからだの準備が整ったのだと思います。
妊娠してわかりましたが、元気な赤ちゃんを母子ともに安全に出産するには、
健康管理が本当に欠かせません。いきなりやれと言われても習慣になっていることはすぐに変えられないですよね。
だから、思い立った時にスタートし、続けてみることが大事です。
かなり熱く語ってしまいましたが、私がグルテンフリーを始めた・続けられたのはこんなストーリーがありました。
これからも、家族のためにも健康な自分でありたいと思います^^